診療案内［一般歯科］

何度も治療しなくて良い治療を

「保険の安いやつにして！」
こういう風に言ったり聞いたことがある方、いらっしゃいませんか？

虫歯になってしまったら、その歯を削って、保険の被せ物や詰め物をすれば「治った」と思われる方が多いですが、ちょっと待ってください。その歯、5年後くらいにまた取れたり再度虫歯になったり、トラブルになったことありませんか？

主に銀歯治療後５～７年後に痛みが再発し、再治療を行う流れを３～４回繰り返すと、歯がなくなってしまう — 1.歯が痛くなり虫歯が発生 2.保険の安いやつにして！と治療する（主に銀歯） 3.５～７年後にまた取れたり、痛みが発生する 4.銀歯が取れたところをみるとまた虫歯が発生！（二次虫歯） 5.歯がなくなってしまう

こういう方が実は少なくありません。というのも仕方のない話で、国で定められた保険制度は最低限の治療を保証してくれているものに過ぎず、保険で入れた銀歯は5年から少なくとも10年弱くらいしかもたないと国のデータで何と公表までされています。しかも、その取れた銀歯のところをのぞいてみると・・・何とまた黒く虫歯が発生していることが大半です。（二次虫歯と言います）そして、その歯をまた少し削って保険で詰めてを繰り返していくと、大体３～４回の治療を重ねるともう歯がなくなることが多いです。さて、あなたはどう考えますか？これではいずれ歯がなくなるのを待つばかりです。「歯を抜かなければなりません」と伝えると、ほとんどの方が「何とかなりませんか？」と仰います。そうなってからでは遅いのです。

「保険でお願い！」
でも数年後、
銀歯の下は
二次カリエス？！（二次虫歯）

ショッキングな写真かも知れませんが、
これはよくある写真、よくある症例です。

過去に銀歯で詰めたり被せたりされた方で、
虫歯が再発したことがある方、いらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか？

保険治療には国が定めた基準があり、扱える素材に限界があります。そのためその素材の性質から数年後には何かしらの治療になってしまうことが少なくありません。

主に銀歯治療後５～７年後に痛みが再発し、再治療を行う流れを３～４回繰り返すと、歯がなくなってしまう

歯の寿命は
治療回数3〜4回！？

銀歯などの保険治療は、
実はあまり長く持ちません・・・

これは公的医療保険制度が一定の医療保障までしか担保できないルールがあるため致し方ありません。例えば、銀歯の場合、国の統計では平均5.4年ほどでなんらかの治療が必要になることが多いです。

虫歯のサイクル

治療後に再度虫歯になる平均年数 — 少し昔の論文ですが、保険治療による平均使用年数について調べた研究があります。そこによると、小さい虫歯でのプラスチックでの詰め物は約5年、部分的な小さい虫歯での銀の詰め物になると約6年、さらに治療が進んで被せ物の銀歯になると約8年ほどで再度虫歯になることが明らかになっています。
参考：歯科修復物の使用年数に関する疫学調査

自費治療にはなりますが、セラミック（お茶碗と同じ素材）などであれば、耐久性も優れており、物によれば10年以上持つものも多いです。また、見た目が白いので自然な見栄え（審美性）なども併せ持ちます。

どうして二次虫歯になるの？

原因はいくつかありますが、よく起こり得る原因は以下の2つです。

1銀歯が錆びて
スキマができて菌が入る

銀は金属の性質上、酸化します。最初はピッタリと歯が並んでいますが、磨き残しが出てくると、銀歯の縁がサビ出してスキマができ、そこから二次虫歯が発生するのです。
2噛む力で金属が変形して、
そのスキマから菌が入る

実は一日に人は約1800回も咬んでいると言われています。また、咬む力の平均値は40～70kgと言われており、ものすごい力です。銀は強い力がかかると、たわんで少しずつ変形が起こります。それにより歯のスキマが生じてそこから二次虫歯が発生してしまうことがあります。

当院ではご自身の歯を大事にして欲しいため、
保険と自費でできる治療の違いや、予防するためのセルフケア、
治療後にまた虫歯にならないよう定期的に通院する必要性を
時間をとってお話させて頂いています。

5年後、10年後、あるいはもっと先の将来にかけて、どんなお口で過ごされたいですか？
大きなお口を開けて笑顔でお食事を楽しまれる方を当院では増やしたいと考えて、日々スタッフ一同診療をこの丹波篠山市で15年以上続けております。

ぜひ、当院のカウンセリングルームでご自身のお悩みからご希望まで色々とご相談にお越しください。

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当院で調べてみてみませんか？
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虫歯は歯磨きのレベル、食生活など色々な要素が作用しますが、そもそも虫歯になりやすい方も体質的にいらっしゃいます。当院では予防歯科を進めていきたい考えから、虫歯や歯周病、口臭といった各リスクを検査できる先進の機器を取り入れております。検査結果はグラフと数値化されたレポートとして出力され、当院の衛生士からあなたのお口の健康状態をフィードバックさせて頂きます。